土地の購入時に支払うお金

2024/09/21

土地を購入する際に支払うお金には、土地代金のほか、いくつかの関連費用がかかります。以下にその内訳を説明します。

1. 土地代金

  • これは土地そのものの購入費用です。土地の価格は、立地、広さ、周辺のインフラ状況などによって異なります。土地の代金は、購入時に支払う一番大きな費用です。

2. 仲介手数料

  • 土地の取引に不動産業者が介在する場合、仲介手数料が発生します。仲介手数料は、土地の価格に応じて変動しますが、通常は「土地代金の3% + 6万円 + 消費税」が目安です
  • 3. 登記費用

土地を購入した後、所有権の移転登記を行う必要があります。これには次のような費用がかかります。

  • 登録免許税: 土地の価格に応じた税金で、所有権移転登記にかかります。通常、固定資産評価額の0.4%です。
  • 司法書士報酬: 登記手続きを司法書士に依頼する場合にかかる費用で、報酬額は地域や案件によりますが、5万円~10万円が一般的です。

4. 不動産取得税

  • 土地を購入すると、一度限りの「不動産取得税」がかかります。税額は、購入した土地の固定資産評価額に対して3〜4%が適用されますが、地域や税制の特例によって異なる場合があります
  • 5. ローン手数料
  • もし土地購入にローンを利用する場合、ローン手数料や保証料、火災保険料などが別途かかります。ローンを利用する金融機関によって異なりますが、数万円から数十万円が目安です。

6. 固定資産税・都市計画税

  • 土地の所有者として、毎年支払う固定資産税都市計画税も発生します。これらは年額で課税され、通常、土地の固定資産評価額に応じて計算されます。

7. その他の諸費用

  • 土地購入に関連する小さな費用として、印紙税(売買契約書に貼る印紙)、事務手数料なども発生します。

まとめ

土地の購入時に支払うお金には、土地代金だけでなく、仲介手数料登記費用不動産取得税ローン関連費用、および固定資産税などが含まれます。総費用の目安として、土地の購入価格の**6〜8%**程度がこれらの諸費用にかかることが一般的です